昔ある方が言いました
「ガラスはどうしても空間に“置く”ことになる―」と
それは違うと思ったのです
“置く”と決めたのはその人自身だと

私は空間にガラスを置くことでそこに“いる”を感じたいと
“ある”ではなく“いる”という存在感を感じたいと
そう思ったのです

“いる”とは気配のこと
息遣いを感じる 鼓動を感じる
そう思わせる作品を作りたいのです






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